こんにちは！ かぼすです。
高知家うまいもの大賞2022の授賞式が1/13に行われました。
そこで菓子・最優秀賞を受賞したのが「西山金時スイートポテトロール」です！
今回は、西山金時スイートポテトロールはどこで売っているのか、作ったお店ついて気になり調べてみました！
そして西山金時スイートポテトロールの誕生秘話もご紹介したいと思います。
それでは一緒に確認していきましょう♪
《 目 次 》
１．西山金時スイートポテトロールはどこで売っているの？
２．西山金時スイートポテトロールを作った「株式会社スウィーツ」はどんな会社なの？
３．西山金時スイートポテトロールの誕生秘話をご紹介します♪
１．西山金時スイートポテトロールはどこで売っているの？
西山金時スイートポテトロールは、出店しての販売はしていません。
高知県南国市にある「株式会社スウィーツ」という会社が製造・販売しています。
株式会社スウィーツでは24時間ネットでの注文を受け付けており、お問合せについては、平日・土曜日は10:00～17:00、水曜日・日曜日はお休みです。
出店して販売しているのではなく、会社で製造した製品を卸売したり株式会社スウィーツのホームページでネット販売しているんですね。
ネット販売で購入する際のお支払いは、クレジットカードや商品代引が利用できるみたいですよ。
大口注文にも対応しているので、イベントの記念品や景品・お土産などにも利用できてとても便利ですね♪
ちなみに、高知家うまいもの大賞を受賞したので、2022年1月16日(日)に受賞商品が高知市のアグリコレットで展示販売されます！
現品を見て購入できる機会なので、気になる方はぜひ足を運んでみてくださいね！
２．西山金時スイートポテトロールを作った「株式会社スウィーツ」はどんな会社なの？
西山金時スイートポテトロールを作った「株式会社スウィーツ」は、ロールケーキ、アイスブリュレ、シュークリーム、シューラスク、アーモンドサブレなどいろいろなお菓子を製造しています。
数々の賞を受賞していて、その中でも大きな話題になっているお菓子を２つご紹介しますね！
にっぽんの宝物コラボグランプリJAPAN大会2016 グランプリ受賞
テレビ東京・日経スペシャル「ガイアの夜明」で2020年12月に放送されました。
田野屋塩二郎シューラスクは、2022年1月に高知空港を訪れた際にターミナルビル２階にあるビッグサン(空港ビル直営店)にも置いていました。
山積みの箱がみるみる低くなって、飛ぶように売れていましたよ！
にっぽんの宝物高知大会2019 スウィーツ・果物部門 グランプリ受賞
にっぽんの宝物JAPAN大会2019 スウィーツ部門 グランプリ受賞
高知家うまいもの大賞2022 菓子・最優秀賞 受賞
全国大会でグランプリを受賞しているロールケーキだったんですね！
こんなにスゴイ会社だったとは驚きました。
大きな賞を受賞するには、美味しいだけではなくお菓子作りに対する取り組みが大切なのではと感じます。
今回、高知家うまいもの大賞2022で菓子・最優秀賞の受賞ポイントにもこんな風に書いてありました。
●自社の収益だけでなく、地元産の原料にこだわることで生産者の所得向上等を意識した商品開発を行っている。
●西山金時の良さを引き立て、すっきりとしてしつこくない甘さが丁度良く、美味しくつくりあげた商品
出典：https://kochi-marugoto.com/umaimono/index.html
株式会社スウィーツのホームページでは、生産者の方が大切にしていることや、パティシエの方のスイーツ作りに対する想いが動画や文章で紹介されています。
作られたスイーツのバックボーンを感じながらいただくと、その味がさらに奥深いものになると思いました。
３．西山金時スイートポテトロールの誕生秘話をご紹介します♪
まるでお芋そのものを巻き上げたような口どけが楽しめる「西山金時スイートポテトロール」。
2019年のにっぽんの宝物JAPAN大会でも”頭ひとつ抜けていた”と賞賛された新スイーツは、芋づくりへ注ぐ生産者の熱い想い、産地へのリスペクトとパティシエの情熱から生まれました。
西山金時が育てられている高知県室戸エリア。この室戸の海岸段丘にある「西山台地」は海底の堆積物で作られており、水はけが良いのが特長です。
太平洋の温暖な気候と海風の適度なストレスが、甘く濃厚な西山金時を育てるのに最適な環境なのです。
全国的に有名な徳島の「鳴門金時」や北陸の「五郎島金時」のルーツを追っていくと高知県の「西山金時」にたどり着きます。
西島金時は甘くておいしい金時芋の元祖なんですね。
2011年秋に室戸の西島金時の産地へ向かい生産者の皆さんから西島金時へのプライドや芋づくりへの情熱を聞いた株式会社スウィーツのメンバーは、いつかこの西島金時を世に出したいという思いを抱きます。
地元生産者とのコラボで商品開発の実績を作っていき、「世界ジオパーク」にも認定された産地を世界にアピールするため、2019年さらなる新商品の開発が始まります。
若手パティシエ東恭平さんが手をあげ商品開発に参加。
開発チームと西島金時を活かしたロールケーキに取り組むことになりました。
芋の美味しさを楽しんでもらうため、フレーバーやリキュール、ベーキングパウダーを使わず、小麦粉も極限まで減らし独自の生地作りをしていきました。
究極のロールケーキができる生地ができあがったものの、大きな問題が立ちはだかります。
芋の割合が多く柔らかく繊細な生地のため、ロールに巻くことができないのです。
きれいに巻き上げるために配合や焼き方、水分量などをさらに試行錯誤した結果、ポイントをつかむことができました。
芋のおいしさを伝えきれるのか最後まで悩んだ東さんに、先輩パティシエがアドバイスをくれます。
そこからひらめきを得た東さんは、海洋深層水の旨味のある適度な塩気とザクザクとした食感の「クランブル」をトッピングとして追加しました。
なんと、にっぽんの宝物高知大会の前日に「西山金時スイートポテトロール」は完成したのです！
これはもう西島金時に関わる人々の想いが奇跡を生んだとしか思えませんね。
まとめ
今回は、西山金時スイートポテトロールはどこで売っているのか、作ったお店と誕生秘話について気になりまとめてみました。
西島金時のまわりに集まる人たちの情熱に圧倒されるとともに、誕生したスイーツ「西山金時スイートポテトロール」をいま手にして味わえることに、とてつもない幸せを感じました。本当にうれしいです、ありがとうございます。
これからも”高知の素材で高知ならではのスイーツ”が生まれることを期待しつつ、そのポリシーが日本中、世界中に広がっていってほしいと思います！
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